4. 条件分岐(if文)を学ぼう

Programming

前回は「変数」「計算」「文字列」について学びました。
今回はプログラムに「もし〜なら」という考え方を入れてみましょう。

この仕組みを 条件分岐(if文) といいます。


1. if文の基本形

Pythonのif文はとてもシンプルです。

x = 10

if x > 5:
    print("xは5より大きい")

実行すると、

xは5より大きい

と表示されます。

ポイントは インデント(スペースでの字下げ) です。
Pythonでは「条件が成立したときに実行する処理」を 字下げ で表します。


2. elseを使ってみよう

「そうでなければ」という処理も書けます。

x = 3

if x > 5:
    print("xは5より大きい")
else:
    print("xは5以下です")

結果は

xは5以下です

となります。


3. 複数の条件(elif)

「もしこれなら…」「そうじゃなくて、もしあれなら…」と条件を増やすときは elif を使います。

score = 75

if score >= 80:
    print("合格!よくできました")
elif score >= 60:
    print("合格!")
else:
    print("残念、不合格です")

4. 実際に遊んでみよう

ちょっとした「数当てゲーム」を作ってみましょう。

number = 7
guess = int(input("数字を入力してください: "))

if guess == number:
    print("正解!")
elif guess > number:
    print("大きすぎます")
else:
    print("小さすぎます")

Colabで実行すると、自分で数字を入力して遊べます。


まとめ

  • if文で「もし〜なら」を表現できる
  • elseで「そうでなければ」を追加できる
  • elifで条件を増やせる
  • 入力を組み合わせると簡単なゲームも作れる

これで「考えるプログラム」が作れるようになりました!

次回は 「繰り返し(for文・while文)」 を学んで、同じ処理を自動で何回も実行してみましょう。

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