6. 関数を学ぼう(自分だけの命令を作る)

Programming

前回は「繰り返し(for文・while文)」を学びました。
今回は 関数 を学んで、プログラムをもっと整理して書けるようにしましょう。


1. 関数ってなに?

関数は 「自分だけの命令」 を作る仕組みです。

  • 何度も使う処理をまとめられる
  • 名前を呼ぶだけで処理を実行できる
  • コードが見やすくなる

たとえば、毎回「こんにちは!」を表示する処理を関数にしてみます。


2. 関数の基本

def greet():
    print("こんにちは!")
  • def は「関数を定義する」という意味
  • greet が関数の名前
  • () の中は引数(あとで値を渡せる)
  • インデントされた部分が関数の中身です

呼ぶときは名前をそのまま書きます👇

greet()
greet()

結果は

こんにちは!
こんにちは!

2回呼んでも同じ処理を繰り返せます。


3. 引数を使ってみよう

関数に 値を渡すこと もできます。

def greet(name):
    print("こんにちは、" + name + "さん!")

greet("Ken")
greet("Mika")

結果は

こんにちは、Kenさん!
こんにちは、Mikaさん!

これで「呼ぶたびに違う名前であいさつ」ができます。


4. returnで結果を返す

関数は 計算結果を返す こともできます。

def add(a, b):
    return a + b

result = add(5, 3)
print(result)

結果は

8

関数を使うとプログラムが短くなり、何度も再利用できます。


5. 関数を使った簡単なゲーム

前回の数字当てゲームを関数で作ると…

def guess_number(number):
    for attempt in range(3):
        guess = int(input("数字を入力してください: "))
        if guess == number:
            print("正解!")
            return
        elif guess > number:
            print("大きすぎます")
        else:
            print("小さすぎます")
    print("残念、正解は", number, "でした")

guess_number(7)
  • 1つの関数でゲームの処理がまとまる
  • 使いたいときに guess_number(7) と呼ぶだけでOK

まとめ

  • 関数は「自分だけの命令」を作る仕組み
  • 引数で値を渡したり、returnで結果を返したりできる
  • 繰り返しや条件分岐と組み合わせると、整理されたプログラムが作れる

次回は 「簡単なゲームや計算プログラムを完成させる応用」 をやってみると、ここまでの知識が生きてきます!


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