前回は「関数」を学びました。
今回は、これまでの知識(変数・条件分岐・繰り返し・関数)を組み合わせて、簡単なゲームや計算プログラムを作ってみましょう。
1. 数字当てゲームの応用
前回作った数字当てゲームを少し改良して、挑戦回数やヒントを増やしてみます。
def guess_number(number):
for attempt in range(5):
guess = int(input("数字を入力してください: "))
if guess == number:
print("正解!おめでとう!")
return
elif guess > number:
print("大きすぎます")
else:
print("小さすぎます")
print("残念、正解は", number, "でした")
guess_number(7)
ポイント:
for
で挑戦回数を増やした- 関数でゲームをまとめて再利用可能に
2. 電卓プログラムを作ってみよう
計算もプログラムにしてみましょう。
ユーザーが入力した数字を足す簡単な電卓です。
def add_two_numbers():
a = int(input("1つ目の数字を入力: "))
b = int(input("2つ目の数字を入力: "))
result = a + b
print("結果は:", result)
add_two_numbers()
応用ポイント:
input()
で数字を入力- 関数でまとめると使いやすい
3. 小さな工夫で楽しくなる
さらに応用すると…
- ランダムな数字を当てるゲーム(
import random
を使う) - 成績判定プログラム(平均点を計算して合否を表示)
- 繰り返し計算(for文で複数回の計算をまとめる)
「やったら動く!」を体験できるので、Pythonの楽しさが実感できます。
4. まとめ
- 変数、条件分岐、繰り返し、関数を組み合わせてプログラムが作れる
- 簡単なゲームや計算プログラムで応用力を身につけられる
- Google Colabでそのままコピペして動かせる
ここまでくれば、初心者でも 自分でちょっとしたプログラムを作れるレベル に到達です!
次回は 「リストや辞書を使ってデータを整理する」 を学んで、さらに応用力を広げましょう。
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