はじめに
前回までの記事では、私がTOEICスコアを550点 → 740点 → 865点へと伸ばしていった学習法を紹介しました。
今回からは、実際に使用した教材ごとに「どのように使ったのか」を詳しく紹介していきます。
シリーズ第1弾は、TOEIC単語学習の定番教材である 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』 です。
1. 『金のフレーズ』とは?
- TOEICによく出る単語を厳選して収録
- レベルごとに「600点・730点・860点・990点」と分類
- コンパクトなサイズで持ち運びしやすく、短時間でも学習可能
- 音声も提供されており、リスニング学習にも役立つ
TOEIC受験者の多くが使っている、まさに「単語帳の定番」です。
2. 私の使い方(スコア別の活用法)
550点を目指す時期
- 全単語を学習しながらも特に 600点レベルの単語 に集中
- 毎日少しずつ覚える習慣をつけることを優先
- 「英単語+日本語」だけでなく 例文ごと音読 することで記憶を定着
- 必ず音声を聞きながら学習しないとリスニング対策にならない
740点を目指す時期
- 全単語を学習しながらも特に600点、730点レベルの単語に集中
- 音声を使い、耳から覚える学習を取り入れる
- 模試を解いて分からなかった単語を『金フレ』に書き込んで補強
865点を目指す時期
- 全範囲を繰り返し復習し、弱点単語を重点的に潰す
- 例文を暗唱できるくらい繰り返し音読
- 実際の試験中に出てきたときに、瞬時に意味が浮かぶレベルまで仕上げる
3. 効率的に覚える工夫
- スキマ時間を活用(通勤・休憩時間に数ページ)
- 音声+音読で耳と口を同時に使う
- 模試や問題集で出会った単語は必ず復習リストに追加
「ただ眺めるだけ」では定着しません。
「見て・聞いて・声に出す」 この3ステップを意識すると効果が倍増しました。
4. 『金のフレーズ』を使う上での注意点
- 暗記だけで満足しないこと
- 実際のリーディング・リスニングの中で「使える単語」になっているか確認
- 苦手な単語だけをまとめた「マイリスト」を作ると効率的
まとめ
『金のフレーズ』は、TOEICに必要な単語力を効率よく伸ばせる最強の単語帳です。
スコアの段階に応じて使い方を工夫することで、基礎から上級まで長く活用できます。
次回は、私がTOEIC頻出単語以外の単語学習で愛用した 『システム英単語 Basic』 について詳しく紹介します。
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